2022.06.19 06:54幼馴染との距離感【仲良しに戻れますように】1 夢を見ている。幼い頃の記憶だ。 放課後、ランドセルを家に置いたら、いつもの公園に集合する。 競争しよう、なんて口では言ってないけれど、先に着きたいから全速力で目的地へ向かう。 今日は何をしようか、書類整理棚【晴れますように】1「雨だなぁ」「雨だねぇ」「明日も雨だって」「最近ずっと雨降ってるもんね」「俺、明日の遠足楽しみにしてたのに」「俺も……」「てるてるぼうず作る?」「千晶いっぱい作ってたじゃん」「そうだなー……。あっ、書類整理棚【変わらないで】1「えっ!千晶くんと水族館行くの!?」「……まあ、うん」「本当〜!あんたたち、遊ぶの何年ぶり?やだ、私も付いて行きたいくらい」「やめてよ!」「なんか、私も楽しみ!帰ってきたらいろいろ聞かせてちょうだい書類整理棚【来年は一緒に溢さず飲めますように】1「ううっ……ヒッ……うぅ……」 俺は昔から方向音痴で、よく迷子になっていた。 どうやって進んで来たのか、どこに向かえばいいのか、振り返ると分からなくなるのだ。 その日は、千晶とクラスの子数人とで一緒書類整理棚その手を掴み直して1 約3年ぶりに対面した幼馴染は、まるであの頃のままタイムスリップしてきたみたいに変わっていなかった。「あ〜、旭、身長伸びたな」「うん。でも、ちょっとだけだけど……」 旭は忙しなく目線を泳がせ、居心書類整理棚【あさひはいいこにしてました】1 文化祭も終わり、あっという間に時が過ぎ、12月になった。 今はテスト期間の最中なので、部活の無い千晶と一緒に下校している。「でさ、朝練早すぎて授業中寝ちゃって、気付いたら終わってて、そいつに『ノー書類整理棚【もっと大切にできますように】1「初詣行かない?」「初詣……」「あ、人多いの駄目?」「ううん。大丈夫……行きたい」 今日は1月1日。朝からお母さんとお正月の特番を見ていたら、千晶から電話がかかってきた。 初詣のお誘いだった。俺は一書類整理棚【なかなおりできますように】1 小学生の頃の事だった。 授業が終わり、放課後走って帰宅した。家に入るなり、リビングにいたお母さんに抱きついて俺は泣きながら喋った。「ひっ、うっ、千晶と、喧嘩したあ〜……」 お母さんは一瞬驚いた顔を書類整理棚うかうかしないでよね1 綺麗な子だと思った。 見た目とかではなく、心の話。 2ヶ月程、彼を観察して抱いた印象だった。 中学生と言ったら、何を想像するだろうか。 いろいろあると思うけど、俺は真っ先に『思春期』と答える。まあ書類整理棚【勝てますように】1 高校2年生というのは、穏やかなようであっという間に時が流れていく。 瀬戸くんや林くんと共に日々を過ごすのは楽しくて、気がつけばもう夏休み前に差し掛かっていた。 千晶の部活が終わるのを待ち、一緒に下書類整理棚みんなのもりあわせ【中1後期 すれちがい】 廊下の奥の方で、ドサドサッと何かが大量に落ちる音がした。 音がした方に目を向けると、恐らく1クラス分の量の課題と思われるノートやプリントが床に散らばっていた。 小さな背中が、書類整理棚【きれいに咲きますように】1「枯れちゃったんだ、俺のやつ。……どうしよう」「えっ」 じりじりと強い日差しが俺達を照りつけていた。まだ午前だというのに、とっくに夏の陽気がこの街を覆っていた。 俺は手にじょうろを持ったまま、小学校書類整理棚書類整理棚フォロー2022.06.19 06:572【晴れますように】2022.06.19 06:421【仲良しに戻れますように】0コメント1000 / 1000投稿
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